社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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2016_08/21

伊那食品工業 塚越会長の野心!

毎年開催されている伊那食品工業主催の「伊那経営フォーラム」は昨年で11回目を迎えました。
 
数年前のフォーラムで、「私にも野心があった」と塚越会長さんが話した途端に1000人の会場がしーんと静まり返ったそうです。
 
「社内でも社外でも、いまだかつて一度も話したことがないことを、、今からお話しします。私には野心がありました。」
 
「それは、『社員をどれだけ大切にしても経営は成り立つ』ということを、この世で証明したかったということです。これが野心です」と。
 
周りからは「そんなことでは経営が成り立たない」、ならば「どんなに社員を大事にしても経営が成り立つことを証明しよう」と心に誓った。
 
会場では、会長のこんな野心があったのかと、何分の一かの聴講者が泣いていまいた。
 
すごい人物だと思います。その思いや人間性が、伊那食品工業の経営の基盤にあるんです。
 
‥‥‥‥‥以上、大久保寛司監修 映像本「いい会社をつくりましょう」より抜粋!
 
トヨタ自動車の豊田章男社長が何回も塚越会長から指導を受けて、「私の家庭教師です」といわしめ、トヨタ自動車や関連会社の役員が伊那食品工業に視察に来ているそうです。
 
なので、そんなに遠くない将来、トヨタ自動車を筆頭に、「人に優しい経営」というものが表に出てくるかもしれません。
 
しかし、塚越会長は「いい会社にするまで30年掛かった」と言われているように、社風は簡単には変える事はできませんが、まずはトップが、「いい会社にする」という決断することがスタートなんでしょうね。

伊那食品工業 塚越寛会長
伊那食品工業 塚越寛会長

2016_06/03

興味がなくなりました!

色んな所から送られてくる大企業への視察見学会の案內!

3年前までは大企業を視察するのも勉強だと思い、時々は参加していましたが、坂本光司先生の元で中小の「いい会社」を視察研究しているうちに大企業や中堅企業には興味が無くなりました。

今、特に関心を持っているのは、どういう取り組みをして行けば「いい会社」にできるか?

こればかりは、短時間では実現できないので、少なくとも10年の年月を掛ける必要があると。

我が社の場合、まずは自分の考え方を変えるところからのスタートです。

大手企業見学会のチラシ
この手の大手企業の見学会には興味がなくなりました

2016_05/17

いい会社の基本は性善説!

簡単な話しで、まとめることはできないかもしれませんが・・・・、

トップが「人は黙っているとさぼるから、常に管理する必要がある」と思っている会社は、全てにおいて管理体制となり硬直化する組織となるので、自分の意見は通らず、働く意欲もなくなり、上から言われただけの自分の仕事しかやらないようになる。(性悪説)

トップが「人は見ていなくとも前向きに取り組むものだ」と思っている会社は、たとえ仕事がきつくとも風通しが良く、人間関係も良好でお互いに助け合うようないきいきワクワク組織となり、自然と目標が達成してしまうような組織となる(性善説)

ここ数年間で数多くの会社を見る機会がありましたが、いい会社と言われる組織は間違いなく後者だと思います。

ちなみに、トヨタ自動車の豊田社長が「私の家庭教師」と言わしめる伊那食品工業の塚越会長さんは性善説が基本の上に会社経営をしているそうです。

伊那食品工業 社是_880
伊那食品工業 社是

 

2014_12/26

社風を変えて行きたい

12月5日にキックオフ宣言!

今週月曜から本社工場の係長・課長職の人たちと面接を行っています。

「将来に向け社風を変えて行きたい」

思いを伝えたり教えてもらったり等、意見交換をしています。

静岡駅北口.jpg

静岡駅北口

2014_12/10

いいかいしゃって?

「いいかいしゃって何が基準なのですか?」

先日の部課長研修会でそんな質問がでました。

私は坂本先生と共に素晴らしい会社を視察することができていて、それなりに自分なりの目標が自然と出来上がっていましたが、まずそれに関しての価値観を共有することが必要ですね。

次回は「いいかいしゃって何?」を中心に話し合いをしたいと思います。

いい会社をつくりましょ

伊那食品の経営理念  「いい会社をつくりましょう」