伊那食品工業の塚越会長さんは、「一番ではなく、一流」を目指しているそうです。
一番を目指そうとすると、社員に負荷がかかり、無理な投資をしたり、値段を下げたり、仕入先に無理難題を強いたりした結果、疲労することになり長続きしない。
しかし、一流を目指すなら、付加価値の高いオリジナル商品作りや品質の高い商品作りをすることになり、社員にもお客様にも仕入先からも指示される企業になり長続きする。
伊那食品は全てにおいて一流を目指している結果、創業以来、増収、増益、増員という年輪経営を実践できているのでしょうね。
伊那食品工業 塚越寛会長
2016_04/26
一番ではなく一流を目指す!
2016_04/22
石坂産業フォーラム!
4月19日に開催された石坂産業フォーラムに出席。
会場は広大な石坂産業施設内の「くぬぎの森交流プラザ」は数多くの木々に囲まれている素晴らしい快適空間の中にありました。
フォーラムのコーデイネーターは大久保寛司さんで、パネリストは伊那食品工業の塚越寛会長さんと、石坂産業の石坂社長さんの超豪華メンバー!
定員100名でしたが、それ以上は入っていたのではと思います。
大久保さんが、「今までは申し込めなかった人たちから『なんとか裏ルートから入れてくれ』と言われてできなかった事は一度もありませんでしたが今回だけは無理でした」と!
それだけ今回のフォーラムの注目度が高かったということでしょう。
特に塚越会長さんの言葉が心に響きました。
「組織は動かされるものではなく、自ら動くもの」
「一生懸命に働く社員をいかに幸せにすることばかり考えている」
「誰かの犠牲の上に立つ経営はしてはいけない」
塚越会長さんのお話しはDVDやCDで何十回も聞いていますが、やはり生で聞く言葉はずしりと心に響きます。
「石坂産業さんは女性ならではの気配りが至るところに感じる」と、塚越さんが舌を巻いていたのが印象的でした。
石坂産業は、これからますます注目を浴びる企業だということをつくづく感じました。
写真は左から、大久保寛司さん、塚越寛さん、石坂典子さん、高野登さん
石坂産業フォーラム、大久保寛司さん、塚越寛さん、石坂典子さん、高野登さん
2016_04/19
ご主人または奥さん満足度は?
いま、社会では顧客満足を上げることはもちろんのこと、社員のモチベーションを上げようと努力している企業が増えているように感じます。
そのような経営者は果たして伴侶に対しても同じようなことをされているのかなぁということが気になります。
仕事にたずさわっている者としては、忙しければ忙しいほど家族や伴侶に対しての満足度が下がる傾向にあるのではないでしょうか?
そういえば講演会とか勉強会や視察会などで部下と一緒に出席している方はいても、夫婦で出席している人はほとんどいません。
私の場合、妻も一緒に働いてくれているので、講演会とか勉強会や視察会はなるべく一緒に行くようにしてもらっています。(そう・・・連れていっているのはなく、もらっている・・・・)
そうすることで価値観を共有することができると共に、共通の話題も増えることになるし、的確なアドバイスも貰えるようになる。
良い会社の経営者は、伴侶に対してはどうなのかなぁと、いつも気になる私でした!
写真は長野県にある伊那食品工業本社・・・、塚越会長さんはどうなのかな?(^^ゞ
伊那食品工業本社
2016_04/18
西精工さんは飲み会の回数も凄い!
社員満足度日本一と言われている徳島市に本社があるナット製造メーカーである社員数約240人の西精工さん。
西社長さんは春と秋に、「8人コンパ」と称して、全員を対象に8人づつの社員と一緒に懇親会を開催しているそうです。
240人の社員を8人で割ってみると、それぞれ30回で年間で60回も行っている計算になる。
西さんから「月曜日から土曜日まで毎日の時もあるんですよ」と。
身体が丈夫でないとできないことですが、そうすることで社員との距離が近くなっているんでしょうね。
写真は3月に弊社管理職と共に西精工さんを視察させていただいた時の集合写真です。
西精工、西社長さんを囲んでの集合写真
2016_04/07
明るい職場は意識しないとできない!
2週間ほど前にも同じようなことを書きましたが・・・・。
以前出席した福島正伸さんのセミナーで、「明るい職場を作ろうと思ったらお互いが意識しないとできません」というようなことを話していました。
既にでき上がった素晴らしい職場ならば、新人や中途採用者が入っても直ぐにそれに染まりますが、
そういうチームにしようと思っているならば、一人でも多くの同調者が意識して行うことが大事だと。
意識しあってやっているうちに、それが自然体になるのでしょうね。
写真は今年入社の新人の皆さま。モラロジー研究所主催の2泊3日の新入社員セミナー終了後、靖國神社に参拝し遊就館を見学しました。
2016年4月入社の新入社員の皆さま・・・靖國神社にて
2016_03/25
「第6回・日本でいちばん大切にしたい会社」大賞表彰式
23日に行われた、「第6回・日本でいちばん大切にしたい会社」大賞表彰式が無事終了しました。
受賞されました18団体の皆さま、本当におめでとうございます。
経済産業大臣賞 サトーホールディングス(株)
厚生労働大臣賞 (株)エイチ・エス・エー
中小企業丁長官賞 (株)日本ロック
実行委員長賞 社会福祉法人アンサンブル会
審査委員会特別賞 四国管財(株)・島田(株)・(有)真京精機・(株)SHIND・択新産業(株)
(株)Dreams・日本理化科学工業(株)(株)パーソナルアシスタント青空
(株)びわこホーム・(株)マルブン
実行委員会特別賞 瀬戸内海巡回診療済生丸事業・巣鴨信用金庫・学校法人池谷学園 冨士見幼稚園
一般社団法人モリス
今回、事前登録者だけでも昨年を上回る600名以上に加え、未登録者の当日参加も数多くいらっしゃいました。
当日の模様は坂本ゼミ生が色んな角度から投稿すると思いますが、私は基調講演のことを書きたいと思います。
ニチイ創業者である西端春枝さんはなんと95歳の年齢で椅子に座ることもなく講演時間を10分も上回る70分もの時間を立ちっぱなしだったことと、はっきりとした口調のお話しや、その内容に感動を覚えました。
お話に涙し、そして講演最後に童謡「夕焼け小焼けを西端さんと一緒に歌った時にも魂が揺さぶられ涙が出てきました。
夜中の12時過ぎに坂本光司先生から「数多くの参加者の皆さまから、運営スタッフの働きぶりを褒めていただいた」とゼミ一斉配信メールが届きましたが、スタッフの一員として参加していた者にとっては嬉しい言葉です。
受賞者の皆さま、誠におめでとうございます。
そして、坂本先生、、事務局や関係者の皆さま、そして運営スタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした。
追伸、西端春枝さんが歌った「夕焼け小焼け」は動画撮影しましたので機会あらばアップしたいと思います。
第6回 日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞者
ニチイ創業者 西端春枝氏基調講演・・・御年95歳
2016_03/07
回りの成長が自分の幸せ!
バラ色の結婚生活を夢みているような恋愛中のカップルは、お互いに「相手のために」と思ってフォローし合うので何事も順調に事が進みますが、結婚後はお互いが「自分のために」と要求しあうようになり関係がギクシャクしてくる。
これは会社にも当てはまります。
回りに要求するばかりの社風となっている会社の場合、生産性が上がらず、品質良くない商品やクレームが多いように思います。
しかし、回りを思いやる社風となっている会社の場合は、お互いが回りをフォローしようとするので、生産性も品質も向上し、素晴らしい人間関係となるのは間違いありません。
先週、お伺いした徳島市の西精工さんは「回りの成長が自分の幸せ」と思える社風の素晴らしい会社でした。
西精工本社前にて