社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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2024年7月

2024_07/04

池井戸潤著「俺たち箱根駅伝」

若い頃から本を読むのが苦手でした。

読んでいても途中で諦めてしまうこともしばしばですが、池井戸潤氏の作品は面白く、最後まで読んでしまう作品ばかり。

出張先の駅構内の本屋にあった池井戸潤著「俺たちの箱根駅伝」

上下巻で700ページ以上ありますが出張の際の新幹線車内で一気に読みました。

箱根駅伝学生連合チーム率いる甲斐監督が掲げた目標が「総合3位以内」。

「そんなことはありえない」

チームからも世間からも受け入れられなかった目標を甲斐監督はどうやってまとめていくか?

読んでいて何回も目がしらが熱くなりました。

是非ともテレビドラマで放映して欲しいです。

以下、帯に書かれてある紹介文。

(上)逆境を超えてゆけ。

「箱根」から遠ざかったかつての名門、ラストチャンスを掴めるか。
2年連続で本選出場を逃した崖っぷちチーム、古豪・明誠学院。

4年生の主将・隼人にとって、10月の予選会が最後の挑戦だ。
故障を克服し、渾身の走りを見せる彼らに襲い掛かるのは「箱根の魔物」。
隼人は、明誠学院は箱根路を走ることが出来るのか?
絶対に負けられない戦い、始まる。

(下)「寄せ集め」チームが箱根に抱いた夢の行方 「魂の継走」

明誠学院駅伝チームを率いることになった、商社マン伝説のOB・甲斐。
彼が掲げた”規格外”の目標は、”寄せ集め”チームのメンバーだけでなく、ライバルやマスコミも巻き込んでゆく。
煌めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。
青春とプライドを駆け、走り出す。
池井戸潤著「俺たちの箱根駅伝」

2024_07/03

オープンファクトリー2023(ファクハク)を振り返って!

昨年11月に静岡市内では初めてのファクハク(ファクトリー博覧会)を開催しました。

ファクハクスタッフのHさんが素敵な「振り返り(note)」を書いてくれました。

長文です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

村田ボーリング技研は「溶射」という特殊な表面処理を生業にしている会社です。昨年は数多くの方に見学にお越しいただきました。本当に嬉しかったです。

実はずーっとオープンファクトリーをしたかったのですが、自分で旗を振る勇気を持てずにいました。

「どうやってやればいいのだろう。」

「うちでは難しいかな。」

そんな思いを抱いていました。

しかし実行委員会が立ち上がり、静岡でオープンファクトリーが開催されるとの情報を聞き、説明会へ参加。会場が山崎製作所さんだったこともあり、魅せる工場に文字通り魅了され、その場で参加を決意しました。

そんな村田ボーリングで起こった事を少々共有させてください。


目次

1.かけがいのない仲間ができた。
2.見せるノウハウができた。
3.ご家族に安心してもらえた。
4,    最後に

1.かけがいのない仲間ができた。

最終日の感想共有の後で。

これが一番かもしれません。

会社についてアツく語れる。美味しいお酒を飲める。冗談を言い合える。ファクハクスタッフとそんな仲間になれた事が、私にとっては最高の出来事でした。なんか暑苦しいですし、私の勝手な思い込みの可能性大です()

けど、実際のところすっごく楽しかったんです。

会社って、何を目的に集まるかは人それぞれ。お金って人もいるし、やりがいって人も、両方って人もいます。誰かの役に立って対価をいただく点では一致できますが、理念や理想で一致点を探そうとすると、中には押し付けに感じる人もいます。経営サイドになってしまうと労使という関係もあり、実際は心理的に超えられないハードルがあります。私も一般社員だった際はどんなに無礼講だと言っても、気を使っていました。

ですが、そんな考えを吹き飛ばし一つになれた瞬間がありました。

それはファクハク最終日のことです。

準備から始まり、本番の3日間を駆け抜けて後片付けが終わり、最後に円形になって一人ひとり感想を共有していた時の出来事。

発表が半分くらいまで来たとき、外部スタッフとして参加してくれていた男性社員の番になりました。

「ちょっとまってください…」

「ごめんなさい…」

「こんなはずじゃなくって…」

彼は目にいっぱいの涙を浮かべて言葉に詰まりながら、現在の仕事の事、村田の社員との出会い、ファクハクへの感想を述べてくれました。

「これで終わってしまうのが考えられない」と。

次に話した弊社の社員も思わずもらい涙でした。

その時、心の中でこんな風に思ったんです。

「このイベント終わりたくないなぁ」

「このままずっと続けばいいのに」

あれ、これって何かに似てないか?

以前もどこかで味わったことがある気がする。

そうだ、高校の頃学祭の終わりに感じた「祭りのあと」の感覚だ。

吹奏楽部の最後の舞台が終わった日に感じた、仲間同士の強い紐帯だ。

何も考えずに目標に向かって熱くなる学生の頃の感覚や、強い絆は、社会人では様々なしがらみがあり、味わえないと思っていました。

しかし、ファクハクというイベントを通じて「来てくださった人に最高の体験をしてほしい」という想いが「やりきった感」と「かけがいのない仲間感」を味あわせてくれたのだと思います。

しがらみを乗り越えたとは言えませんし、乗り越えなくてもいいと今は思っています。それぞれの立場で、目的に向かって全力を尽くす事が、結果としてそんな瞬間を作るということを、教えていただきました。

(長くなりました笑。しかも夜書いてるから、朝読み返すとポエムっぽくて恥ずかしいですね。けど、自分の為に残します。)

 

2.見せるノウハウができた

紙芝居にてご説明する様子。

これも大きな成果でした。

最大60名まで見学が出来るようになりました。来客のご要望に合わせて時間調整も可能です。長時間はお手の物ですが、短く弊社の事を知っていただくコツも習得しました。

さらにファクハクメンバーならどの工程も説明できるようになりました。パワポや紙芝居もあり、無敵です。メンバーのみんなが本当に頑張ってくれました。

その結果、中学校等の見学が増えました。今年に入って3校、合計150名ほど見学にお越しいただいています。これまでは「うちでは見学できないだろう…orz」と思いお断りしておりましたが、今後更に増える見通しです。

これもファクハクで得た見学のノウハウのお陰です。

もちろん修正点や課題感もありますが、わが社にとって大きな前進となりました。

3.ご家族に安心してもらえた。

ムラタのナカノヒトとご家族。

ファクハクには社員の方と、そのご家族にお越しいただいて「パパ、ママのお仕事を知ってもらおう」という目標もありました。

社員の方が一様に「 BtoBでジョブショップ形態だから説明も難しいし、子供に伝えるのは難しくて悩むんです」と口にして、いつももどかしい思いでいっぱいでした。

ですがファクハクならそれが一気に解決です。わが社の技術は見てもらえれば、細かい中身は不明でも「なんか凄いことやってる!」と感じていただける自信がありました。

結果、とても好評をいただくことができました。

お子さんには「すごい!楽しい!」と感じていただけて、配偶者様、親御様には「安心しました」というお言葉をいただけました。

普段、仕事ができるのは家族の支えがあってこそです。

その皆様にご安心いただけたことは、社員にとっても意義があったように思います。

4, 最後に

実はまだまだ話足りないのですが、少々共有させていただきました。お付き合いいただきありがとうございます。

そんなファクハクですが、今年もスタッフと会議をスタートさせ、着々と準備を重ねています。もうすでにめっちゃ楽しいです。

昨年は大人向けコンテンツでしたが、今年はお子様が飽きないように工夫をして、屋台もさらに増やす予定です。

是非、お知り合いご家族をお誘いあわせの上、ファクハク2024に遊びに来てください!!

ファクハク2024
https://note.com/shizuoka_factory/n/n2d9650938b53

 

2024_07/02

中澤聰氏 静岡浅間神社 宮司就任「祝う会」

昨日、静岡浅間神社に就任した中澤氏の宮司就任を祝う会に出席してきました。

3月に櫻井宮司が亡くなったことで、新宮司に就任。

中澤さんは皇學館大學卒業後に静岡浅間神社に勤めて40年、長年に渡り権宮司(ごんぐうじ)職を務めていました。

4代に渡って外から来た宮司さんでしたが40年ぶりに生え抜きの方が就任とのことです。

年齢62歳なので長きに渡り務めていただくことになりそうです。

神社の宮司の階級を調べてみました。

宮司(ぐうじ)… 神社の代表者
権宮司(ごんぐうじ)… 神社の副代表者
禰宜(ねぎ)… 宮司の補佐役
権禰宜(ごんねぎ)… 一般職員
出仕(しゅっし)… 見習い

静岡浅間神社
神社の創建は平安時代に遡り、長い歴史を持つ古社です。江戸時代には徳川家康によって信仰され、静岡の発展とともに重要な役割を果たしてきた。本殿は江戸時代の様式を今に伝えるもので、豪華絢爛な装飾が施されています。特に見事な彫刻と色彩豊かな塗装が特徴。

中澤聰宮司

2024_07/01

「思い通りに動かない」と思っていると悩み多き人生となる!

「相手を変えようとする人」は、変わらない事にイライラし、愚痴、不平、不満が多くなり周りに不愉快な思いをさせ、悩み多き人生となる。

「自分が変わり未来を変える」と思っている人ほど、環境改善する方向に進み、周りからの信頼が厚くなる。

「じゃぁ自分はどうなの」と己を振り返えると、まだまだ精進が足りないことに気が付きます。



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