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2024_05/16

「18番」「おはこ」の語源

 得意とすることを「18番」とか「おはこ」といいますが、なぜそのように言われているのか語源を調べてみました。

 歌舞伎で、初代市川團十郎(1675年襲名)・二代目團十郎・四代目團十郎がそれぞれ得意としていた荒事の演目18種を七代目市川團十郎が1832年に定められ「歌舞伎十八番」と呼んだ。ここから、得意とする芸という意味で広く用いられるようになった。

 なぜ18という数になったのかについては、歌舞伎界では特別の演目を十八番とよんでいた説、「十八界」「十八般」のごとき総称・代表の意による説、荒事の主人公の年齢との関係の説など、複数の説があるが、どの説が正しいのかは明らかではない。

 選ばれた18種は、『勧進帳』、『不破』、『鳴神』、『暫』、『不動』、『嫐』、『象引』、『助六』、『押戻』、『外郎売』、『矢の根』、『関羽』、『景清』、『七つ面』、『毛抜』、『解脱』、『蛇柳』、『鎌髭』である

  江戸時代では、高価な書画や茶器などを丁重に箱に入れて、「真作である」ことを示す鑑定者の署名である「箱書き」を添えたことから「本物の芸であると認定された」という意味で、「おはこ」と言うようになった。

  野球のエース背番号が「18」というのも歌舞伎から取り入れられたのでしょうね。

左:初代「市川団十郎」、右、市川家家紋

 

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コメント(6)

  • 2024年5月16日08:30

    おはようございます。

    18番(おはこ)、は仏教の本願から来ているという説もあります。

  • 2024年5月16日08:54

    おはようございます

    そうなんですね!
    全然知りませんでした。
    うんちくに使えそうです。

    ぽちぅ

  • 小肥りさん
    2024年5月16日11:39

    「おはこ」は知らなかったなぁ・・・
    ありがとうございます。

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