出張先の名古屋駅で新幹線(こだま号)に乗り込みました。
JR東海のエキスプレスカードを使っているので、自由席料金で指定席に乗ることができるんです。
このカードは任意の座席指定ができるので、いつも乗客が少ない場所の2座席の窓側を取っていました。
ガラガラの車内でしたが、私が座ろうとした席の横に若い男性が座っているじゃぁないですか。
「こんなにガラガラなのに相席になるんですね」とたわいもない会話をしながら座りました。
彼はいつも通路側を取っていると。
発車してしばらくすると車掌さんが「指定券を拝見します」と彼に声を掛けました。
「この切符は列車が違いますよ、のぞみ号の切符です。」
「最短で東京に向かうには豊橋駅でひかり号に乗り換えることしかできません」と。
あちゃ~!!!
私も一度「ひかり」と「こだま」を間違えて乗ったこともあるし、違う号車に乗ることもしばしばあったので、彼の気持ちも考え「私も同じような経験をしてます」よと話しかけました。
(彼)「こんなにガラガラなのに並んで指定席が決まるのもおかしいですよね。すみませんんでした」
(私)「問題ありませんよ、これもご縁ですから!」
豊橋駅に着き、「失礼します!」と席を立っていきました。
私も笑顔で挨拶のあいさつ。
指定席で隣同士になった時は会話をしないものですが、何気ない会話をすることで場の雰囲気って変わるものです。
東海道新幹線
2024年3月13日
2024_03/13