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2023年8月16日

2023_08/16

静岡護国神社「英霊顕彰祭」に参列しました!

昨日、静岡護国神社で執り行われた英霊顕彰祭に慰霊の念をもって参列いたしました。

12時ちょうどに「大東亜戦争終結ノ詔書」(玉音放送)を拝聴。

護国神社受付で頂いた資料に「終戦の詔書」の現代語訳が書かれてありましたので下記に記しますが、じっくりと読むのは初めてです。

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 私は、世界の情勢と日本の現状について深く考えた結果、非常の措置によって今の局面を収拾したいと思い、ここに忠義で善良な国民に伝えます。
 
 私は、帝国政府にアメリカ・イギリス・中国・ソ連の四ケ国に対して、それらの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告しました。

 そもそも日本国民の平穏無事を確保し、全ての国々の繁栄の喜びを分かち合うことは、歴代天皇が大切にしてきた教えであり、私が常々心中強く抱き続けていたものです。

 先にアメリカ・イギリスの二カ国に宣戦したのも、日本の自立と東アジア諸国の安定とを心から願ってのことであり、他国の主権を排除して領土を侵すような事は、私の本意ではありません。    

 しかしながらこの戦争が始まってからすでに四年が経過し、我が陸海将兵の勇敢な戦い、全官僚たちの懸命な働き、一億国民の身を捧げて尽力したにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界の情勢もまた我が国に有利とは言えません。

 それどころか、敵国は新たに残虐な爆弾を使い、むやみに罪のない人々を殺傷し、その悲惨な被害がおよぶ範囲はまったく計り知れないまでに至っています。

 それなのに、なお戦争を継承すれば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、更には人類の文明をも破滅させるに違いありません。そのようなことになれば、私はいかなる手段で我が子ともいえる国民を守り、歴代天皇の御霊(みたま)に詫びることができません。これこそが私が日本政府に共同宣言を受託させるに至った理由でああります。

 私は日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しても遺憾の意を表さざるを得なません。

 日本国民であって戦場で没し、職責の為に亡くなり、戦災で命を失った人々とその遺族に思いをはせれば、わが身が引き裂かれる思いであります。更に、戦傷を負い、戦禍をこうむり、職業や財産を失った人々の生活の再建についても深く心を痛めています。

 考えてみれば、今後日本の受けるであろう苦難は言うまでもなく並大抵のものではありません。私は国民の心中もよく分かります。しかし、私は時の巡り会わせに従い、耐えがたく、また忍び難い思いを堪え、永遠に続く未来のために平和を実現しようと思います。

 私はここに国家体制を維持することができ、忠義で善良な国民の真心を信じ、常に国民と共にあります。もし、感情の高ぶるままに争い事をしたり、同胞同士が陥れたりして世情を混乱させることで人道を踏み誤り世界中から信用を失ったりするような事態になることだけは避けなければなりません。

 挙国一致し、この国を子孫に受け継ぎ、神国日本の不滅を固く信じ、国家の再建と栄への重い任務と遠い道のりを心に刻み、全ての力を将来の建設に傾け、道義心を向上させ、志を強固にして、我が国の美点を発揮し、世界の進歩に遅れないように努力しなければなりません。

 国民の皆さまは、私の思いをよく理解し、それに従って行動してください。

昭和二十年八月十四日

静岡護国神社

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