大久保寛司さんは人を育てる時には、強制的だと相手は受け身になるので自主性が出てこないと。
親として、上司先輩としての役割は、人を育てるのではなく、人が育つ環境をつくることだという。
ついつい上から目線で指示することが「人を育てている」と思いがち。
子供だと常に上から目線になってしまいます。
「俺のいった通りにやれ」という強制指導は一番やってはいけないパターンだと思います。
大久保寛治著「考えてみる」
「・・・育つ環境をつくる・・・
人を育てるのは「環境」親が強制し、子どもが受け身では子どもの能力は出てこない。
子に対して親が担うべき役割は「子を育てる」ことではなく「子が育つ環境をつくる」こと。
大人と子ども 上司と部下まったく同じことである。
部下が育つ環境をつくる場を考える。
育とうとする気持ちが芽生えたらそれを大切にする。
少々進歩が遅くても少々回り道するようでもがまんすること。
じっと見守ること。
写真の大久保寛司さんの著「考えてみる」は毎朝の職場ミーティングで当番が読んでいます。
大久保寛司著「考えてみる」
2022年5月6日
2022_05/06