4年前の坂本光司研究室生だった時に、ゼミ生を中心としての台湾視察。
視察先に台湾に本店があり、世界各地に店舗がある有名な中華料理店の社長さんにもお会いする機会を得ました。
30年位前にアメリカの有名な新聞社が「世界の10大レストラン」と評価したお店。
お客様や社員を大切にすることを信条とするトップの考えに感心したものです。
本社工場では社員の疲れを取るためにマッサージ室まで用意されていました。
地元店では、若い店員さんの素晴らしい笑顔の接客に感心することしきり。
「この素晴らしいおもてなしこそが社長の想いなんだ!!」
しかし、社長さんのお話しを伺う中で「私の考えが世界に広がった末端のお店に行き届いていない」と。
店を出てから、各地にある日本店に行ったことがある参加者たちから「社長さんのお客様に対する接客の想いは日本人スタッフには全く伝わっていない」の声が。
私も東京にあるお店に何回か訪問したことがありますが、全くの同意見です。
トップの想いが末端店に伝わらない事例ですが、例え人気店であろうとスタッフの素敵なおもてなしに
よって料理が更においしくなることは間違いが無いように思います。
写真:台湾一高い101階の高層ビル「台湾101」
台湾101
2022年1月10日
2022_01/10