オリンピック柔道のことで「なるほど!」と思うニュースあり、調べてみました。
「柔道選手を奮い立たせる4分の動画」・・・・・・・・・・
2012年ロンドン五輪後に就任した男子柔道の井上康生監督の発案で、選手の能力を引き出すため、本気で力を入れてきたのがモチベーションビデオ。
13年以降の世界選手権と五輪で選手に見せてきた。
代表選手一人ひとりの個性や発する言葉、長所や課題も考え、勝利の喜びを思い出す試合の映像や、やる気をかき立てるメッセージをBGM付きビデオ。
映像を見る選手の心が躍る。
試合や合宿で撮影した膨大な量の映像を素材に使う。そこに、選手の家族からのメッセージ動画や文字テロップを組み合わせ、選手の好みや映像のテーマに合った音楽をつける。
選手によってビデオを渡すタイミングも違う。試合前日の計量後や試合当日の朝、大会の1週間前を希望する選手もいる・・・・・・・・・・
2008年の北京オリンピック女子ソフトチームに、居酒屋・岡むら浪漫の岡村 佳明さんが製作した神風特攻隊の動画「神風」を試合前夜に見せ選手を奮い立たせたということを聞いています。
日本では古来から、豊作を祝うためにお祭りをしたり盆踊りをしてることを予祝というそうですが、居酒屋てっぺん大嶋啓介さんは、優勝したと仮定して優勝インタビュービデオを作り「優勝して嬉しい!!」と思いながらトレーニングする「予祝」を高校野球などで指導し、数多くの球児を甲子園に送っています。
メダルラッシュとなっている日本ですが、数多くの代表選手がこのようなトレーニングをしていることは間違いありません。
写真:TOKYO2020公式HPより 柔道・大野選手金メダル
柔道・大野選手金メダル
2021年7月27日
2021_07/27