12月16日の日本経済新聞社HPに興味深い記事が掲載されていました。
「少量の酒でもがんリスク 東大などのチーム発表」
少量のワインは身体に良いというのが従来の定説だったと思いますが、
「1日1杯のワインを10年間飲み続けるとガンになるリスクが5%向上するとチームが米医学雑誌に発表した」という記事は、身体に良いと思って飲み続けている方にはショックな発表ではないでしょうか?
そして、飲酒しない人はガンになるリスクが最も低く、飲酒量が多いほどがんになりやすいと。
「あなたはそれでも飲酒しますか・・・・?」
いや、
「僕はそれでも飲酒するのか・・・!」
以下、新聞記事の内容。
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1日ワイン1杯程度の少量のアルコールでも10年間飲酒を続けると、がんになるリスクが5%上がるとの研究結果を東京大などのチームが米医学誌に発表した。少量の飲酒は循環器病などのリスクを下げるとの報告もあるが、がんに関しては量に応じて危険性が高まるとしている。
少量のアルコールで、がんのリスクが高まるとの研究は最近、海外でも報告されているが、日本人を大規模に調べた研究は初めて。チームの財津將嘉東大助教(公衆衛生学)は「リスクを自覚してお酒と付き合ってほしい」と話している。
チームは、2005~16年に全国33の労災病院に入院したがん患者、約6万3千人と、がんではない患者、約6万3千人の飲酒量や飲酒期間を分析した。この結果、飲酒しない人ががんになるリスクが最も低く、飲酒量が多いほどがんになりやすいことが分かった。
1日に日本酒1合、ワイン1杯(180ミリリットル)、ビール中瓶1本、ウイスキー1杯(60ミリリットル)のいずれかに相当するアルコールを10年間飲み続けた場合、食道がんになるリスクが45%、喉頭がんは22%、大腸がんは8%、胃がんは6%上昇。がん全体では5%上がるとしている。
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日本経済新聞社HP
2019年12月18日
2019_12/18