昨日、神奈川県内のお客様に訪問しました。
あるお客様のトップの方の話しを聞いてビックリ!
顧客先である一部上場企業からの見積依頼はネットで提出するそうですが、
一番安い見積もりを出した会社の金額から更に3割引いた金額の要求があるそうです。
「それでも受注して行かなければならないんです!」
この発注元を調べたたら、資本金約700億、従業員数52,000名、売上高約1兆円のどうどうたる会社なんです。
このような「自分たちだけが利益を上げればいい」という考え方を外注先に押し付けることで、ますます中小零細企業が生き残れなくなるのは間違いありません。
事実、経済産業省発表の中小企業の動向2016の中小企業数の推移をみると、1999年から2014年までの15年間で企業数が102.8万社も減っていることが分かります。
経済産業省発表の中小企業の動向2016