先日、CoCo壱番屋創業者である宗次徳二さんのお話を伺いました。
1974年に喫茶店を開業し、安売りのサービスよりも真心のサービスを打ち立てるが、この方針が壱番屋の原点となる。
1978年にカレー専門店「CoCo壱番屋」1号店をオープン。客がライスの量と辛さを選べるシステムが大ヒット。
1981年には社員向けの独立支援制度ををスタートすることでCoCo壱番屋の全国展開の原動力となった。
2002年に54歳の若さで社長を交代するも創業から32年で世界中に1200店舗を展開するまでになる。
2015年にハウス食品の考えと思いが一致して株式を51%売る。今後、世界に2万店を計画しているという。
株を売ったことで相当な額を得ましたが、そのお金で高額な社会貢献をしている宗次さんは、身につけるのは500円のネクタイと2000円のYシャツに、いつも携帯するカバンはアメ横で1000円で買ったものと全気取ったところがない。
気さくな話し方でオヤジギャクを連発しながら会場を笑わせながら話す姿に共感を持った方は多いと思う。
現在では名古屋市内に宗次ホールという音楽専門のコンサート会場を自費で建ててクラシック音楽の普及に勤めているそうです。
こういう人のことを「人格者」というのだろうなぁと思いました。
2017年6月14日
2017_06/14