内閣府発表の「平成28年版高齢社会白書」をネットで調べてみました。
2010年と2015年の比較です。
総人口は、95万人減ですが、15歳から64歳までの生産年齢人口は395万人の減で、静岡県の総人口369万がまるまる無くなったことと同じ。
下記の表を書いていて気がついたのですが、2005年から2010年にかけて総人口は29万人増えているにもかかわらず生産年齢人口が306万人も減ってる。
とすると、2005年から2015年にかけての生産年齢人口701万人の減少は、埼玉県の人口729万に近い数字だし、2000年からの15年間で計算すると914万と神奈川県の人口915万人が減っていることになっているではありませんか。
バブルが弾けて失われた20年といいますが、生産年齢人口が減っていることが表には出てこなかったのでしょうね。
既に人手不足が深刻な問題となっていますが、人口は確実に減少していくので都道府県はパイの取り合い状態となっていますが、これは企業の求人でも同じことが起きている。
企業が生き残って行くことは、今までよりも舵取りが難しくなってきたのは間違いありません。
2005年 | 2010年 | 2015年 | 2060年 | |
総人口 | 12,777万人 | 12,806万人 | 12,711万人 | 8,674万人 |
増減 | +84万人 | +29万人 | -95万人 | -4,037万人 |
15〜64歳人口 | 8,409万人 | 8,103万人 | 7,708万人 | 4,418万人 |
増減 | -213万人 | -306万人 | -395万人 | -3,290万人 |