高度成長時代を経験している人たちは、下記のような環境の中で、「なに、くそ!」と誰もが歯を食いしばって働きつづけた体験をしています。
・長時間労働が当たり前
・「嫌なら辞めろ」が当たり前
・上司や先輩が厳しいのが当たり前
・1を聞いて十をやるのが当たり前
なので、新人や若手社員に対しても昔、自分が体験したことを押し付けがちになってしまうといいます。
時代が変わり、ひとつひとつをていねいに教えていくというのが当たり前の時代に入りました。
今どきの学生は、ひとつを言ったら、ひとつしかやらない、「嫌なら辞めろ」と言われたとしたら素直に辞めていくのが当たり前の世代。
新卒は3年で30数パーセントが辞めて行くそうです。
9年前にある人材教育のコンサルタントに来ていただき、弊社の係長以上を対象に講演をしてもらったことがありますが、その時の資料に、「新入社員はこんな理由で辞めたくなる」ということが書かれてありました。
1、上司と同じハードルでしごとを見られる
2、過去の武勇伝と比較される
3、形だけのルールを強制される
少子化の中、新人を採用するのが難しい時代に突入!
いつの時代もリーダーの役割は、相手の話しをよく聞き、褒め、ていねいに教えて育てていくことが大切なことですね。
本年度入社の皆さん