オールトヨタ販売会社300社の中で顧客満足度調査を取り始めてから14回のうち13回も全国1位になったネッツトヨタ南国(高知)
創業者の横田英毅さんの自著「会社の目的は利益じゃぁない 誰もやらない『いちばん大切なことを大切にする経営』とは」に、「問題解決だけをしている会社になりたい」と書かれてありました。
トヨタの工場で、ある機械が動かなくなり、調べてみたところヒューズが切れていた。
担当者がヒューズを交換すると共に、切れた原因を追求したところ、作動部分の軸受けの潤滑油が不足していたことで大電流が流れたことが原因でした。
更に潤滑油が不足する原因を追求すると、油圧ポンプの調子が良くないことが判明したそうです。
こうして直接的は故障部位とはかけ離れたところにある、根本的な原因を発見することができたことで、油圧ポンプを取り替えると共に、ポンプの日常点検をすることになった。
このように、根本的な原因にまでさかのぼって手を打つ「問題解決」が非常に大事なこと。
横田さんは「表面化する前の川上にある問題解決に常に取り組むようにすれば、川下で表面化した問題をどうにかしようとする問題対処をしないですむようになる」と語っています。
なるほどねぇ〜、表面化した問題ではなく、表面に表れない所にメスを入れることが大事なんですね!
「ネッツトヨタ南国の問題解決率は50%くらいなのですが100%を目指しているので、まだまだ伸びしろがある」ということでですから、将来に向けてどんどん魅力ある会社になっていくのは間違いないようです。
ネッツトヨタ南国本店
2016年7月1日
2016_07/01