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2016年5月30日

2016_05/30

とこやにいったライオン

毎月購読しているモラロジー研究所発行の心の生涯学習誌「れいろう」6月号。

絵本セラピストの岡田達信さんが、「とこやにいったライオン」を紹介していました。

ボサボサになってしまったライオンが近所のカエルの床屋さんに行きました。

眠ってしまったライオンのたてがみが床屋さんの鼻の穴に入ってしまって「へーっくしょぉ〜い〜!」。

くしゃみの勢いでハサミがすべって、たてがみがばっさり。カエルのとこやさんやあせり、ごまかそうとあちころ切っているうちに・・・・。

眠ってしまったライオンが目をさますと全くちがう姿になっていましたが、「ま、いっか、わりとかっこよくなったしね」と受け入れてしまいました。

外見に無頓着なのか、いい加減なのか、おおらかなのか・・・・。

実はライオンはとても寛大な心の持ち主だったのです。

この絵本を読んだあるお母さん。

自分の長女の髪の毛がボサボサなので友達から「汚い」と嫌われるのではないかと心配で、娘に対して怒りと呆れの感情を持っていたそうですが、実は娘は寛大な心の持ち主だったと感じることができ、とても愛おしく思えるようになったそうです。

大人が読んで感想を言い合うことで、視野が広がり、深い気づきがあり、人間関係が楽になっていくのだと。

このページを読んで絵本をAmazonで注文しました。

気軽に読めて、深い気づきが得られるかもしれないなんて、いいじゃないですか!

モラ路地研究所発行「れいろう」
モラ路地研究所発行「れいろう」

とこやにいったライオン
サトシン作・おくはらゆめ絵「とこやにいったライオン」

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