何かをしてもらった時などにとっさに出る言葉。
人によって「ありがとう」という人もいれば「すみません」と言う人もいる。
「すみません」はお礼を言う時にに使われますが、基本的には謝罪や恐縮の気持ちを表す言葉。
「ありがとう」は「有り難い」と書き、存在するのが難しいこと、めったにないことを意味し、もともとは神をたたえる言葉だったそうです。
滅多にないことを感謝する意味で使われだしたのは江戸中期以降だと。
元は神仏に対して使われていた言葉が時を経て人に対するお礼の言葉として使われるようになったのですから、「ありがとう」は相手に言うのと同時に、神さまにも言っている言葉です。
「ありがとう」・・・使わない手はないですね。
ニューモラル
2016年1月8日
2016_01/08