先日、伊那食品工業に伺い塚越寛会長のお話しを聞く機会を得ました。
木が少しづつ成長し年輪を刻むように成長し続けている伊那食品工業。
会長から直接お話しを聞くのは今回で2回目ですが、前回と同じように「社員を大切にする」オーラがみじみ出ていました。
ちなみに会長はトヨタ自動車ファンだそうです。
トヨタは昭和45年7月9日に長野県茅野市に交通安全祈願と事故亡くなった方の供養、負傷者の早期回復祈願のために蓼科山聖光寺を建立、毎年7月に行われる大祭(夏期交通安全大法要万灯会)ではトヨタの数多くの役員が出席して祈祷しているそうです。
以前、その大祭に参加した会長は、トヨタの数多くの役員が頭を下げている姿を見て、いたく感動したと。
トヨタの豊田章男社長は会長とお会いして直接の指導も受けているという間柄。
78歳になる会長は、既に外部依頼の講演会は行なっていないそうですが、「トヨタが変われば日本が変わる」との思いがあり、「トヨタグループが開催する講演会はお受けしている」と話していました。
トヨタ自動車を筆頭にトヨタグループが「人に優しい経営」を実践しだしたら、回りが右へならえとなるのは間違いないでしょうね。
伊那食品工業 塚越寛会長
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