数年前に長野市内に出張に行った際、入った蕎麦屋に置いてあった麺棒のカタログ。
野球バット作りの名人、久保田五十一さんの手作り品で、この方が作ったバットはイチローや松井秀喜さんを始め、オレ流の落合博満さんや数多くの一流の選手が好んで使っていたそうです。
年間200人の選手を担当し、手がけたバットの数はなんと50万本。
バットとしては使えない50年が過ぎた青ダモが毎年何本かあったそうですが、それを使って作った麺棒が、そば界の著名人にとても良い反応があったと。
趣味で「蕎麦打ち」をされているか方、一本3万円前後の値段は、高いか安いか分かりませんが、こだわりの一本じゃぁないですか。
久保田さん、所属していたミズノテクニクス(岐阜県養老町)を今年1月で引退したそうですが、麺棒は総代理店の会津中村豊蔵さんという会社で販売しているそうです。
久保田五十一さん(71歳)製作 麺棒