1月18日(土)に元カリスマ塾講師の木下晴弘氏をお呼びしての講演会を開催したのですが、
公益財団法人モラロジー研究所・出版部に務める長女が来てくれました。
彼女は隔月誌「道経塾」を担当しているのですが、「道経塾メールマガジン編集後記」に木下晴弘さんの事を書いてくれました。
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先日訪れた講演会で、講師が客席に向かってこう尋ねました。
「ここにミカンが10個あるとします。あなたを含めた3人で分けるとしたら、あなたはどのように分けますか?」
かつて塾講師をされていたその方は、教え子たちにも同じ問いを投げかけたそうです。
私はとっさに「3、3、3、残った1つを3等分」というありきたりな答えを思い浮かべましたが、その答えは、子供たちも同じだったようです。
講師は続けました。
「僕は子供たちにこう言いました。
――なるほど、それも分け方の1つやな。
でもな、今日からお前たちはこういう分け方ができるようになれよ。
自分2つで相手が4つ4つや。
人生のあらゆる局面において、一瞬の迷いなくそれを“生き癖”としてやり続けることができる人になれ――」
自分の量を減らしてでも、他人に与えることを“生き癖”とする。
でもそれは決して自分が損をすることではないといいます。
なぜなら、他人に与えたことは“必ず”自分に還ってくるから。
奪い合う人の周りには、奪い合う人が集まり、分け合う人の周りには、分け合う人が集まる。
あれがほしい、これがほしい、こうしてほしい、わかってほしい……。
何かあると、ついつい「〜ほしい」と人に求めてしまう私。
平成26年、人に与えることを“生き癖”にしていきたいものです。
皆さんの、ミカンの分け方はいかがでしたか??
『道経塾』メールマガジン編集長 村田真理
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