使い古した自転車の空気入れはパッキンがその機能をなさず、チューブに空気を押し込めない場合があります。 昔の自動車やオートバイエンジンは品質が良くなく、ピストンが上下することによるシリンダー内面(丸い円柱形の穴)の摩耗によって楕円になると、使い古した自転車の空気入と同じような状態になり、エンジン性能が落ちるという現象が当たり前のように起きていました。 そうなったエンジンを車体から下ろし、シリンダー内面を丸く削り直すことの総称が「エンジンボーリング」。 弊社の社名「村田ボーリング技研」はそのエンジンボーリングから名付けられました。 時代も変わり、現在は「溶射加工」という表面処理加工を専門に行なっております(^^) 自動車4気筒エンジン