コメントくださる方が少しづつ変化しているので溶射屋の溶射とは何?・・・・と言うことを時々ご説明させていただきます(・_・;) 前回説明したのが今年の2月(^^ゞ 溶射とは、色んな目的の材料を高温で瞬間的に溶かして、もの凄いスピードで射ること(吹き付けること)の総称です。 吹き付ける材料は色んな材料がありますが、主に使うのはファインセラミックのような非常に硬い材料が多い。 吹き付ける相手は色んな産業界で使われている機械部品が対象! ちなみに、みな様が履いている靴も長期間履き続けると底が擦り減りますよね。 この擦り減ることを「摩耗」と言います。 大概の方がゴム底かな??・・・・中には皮底と言う方もいると思いますが・・・(^^ゞ 色んな産業界で稼働している機械部品は非常に硬い材質で出来てはいますが、長期間動き続けることでこの摩耗現象を起こします。 摩耗といっても0.05mmとか0.1mmの世界。 そんなわずかに狂うだけで不良が発生する原因となる。 だから消耗部品は定期的に交換したり、修理したりしているのが現状。 そう言うような摩耗しやすい所に硬い材料を溶射することで摩耗に強い部品を作る事ができます。 その結果、長期間安定した商品作りができて、コストダウンも図れると言う仕組み(^^) 機械が稼働しているのはあらゆる産業界。 ・・・・・だから、あらゆる産業界がターゲットなんですヽ(^。^)ノ 今日は溶射屋んちの専門的な話しでした^^; プラズマ溶射法によってファインセラミック溶射中 プラズマ溶射法とは・・・・プラズマ溶射ガンで生じるプラズマジェットを用いて溶射材料を加熱・加速し、溶融またはそれに近い状態にして基材に吹き付ける溶射のこと!