先週、長野県溶射技術研究会主催のセミナーに出席してきました。 この研究会は長野県工業技術総合センター主催で長野県内で溶射技術を勉強しようと思っている企業や大学の先生の集まりです。 我が村田ボーリング技研(株)も10年位から入会して共に勉強させていただいております。 今回、多分・・・2年振りくらいの出席(^^ゞ 年4回の会合があるのですがいつも他の用事と重なってしまったりと、なかなか出席する機会に恵まれませんでした。 実はあの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市剛さんも以前はこの研究会のメンバーだったんですよヽ(^。^)ノ 今回のテーマは大阪市立工業研究所の先生をお呼びして、摩擦撹拌接合システムについての勉強会。 摩擦撹拌接合とは、回転ツールを高速回転させながら薄板の金属材料に押し付け、その時に発生する摩擦熱により軟化した材料の塑性流動で接合するイギリスの特許技術だそうです。 長野県工業技術総合センターで開催されたセミナー 会場から見えた景色 セミナー終了後、長野県工業技術総合センターに設置されている摩擦撹拌接合装置の見学。 信州大S先生が携帯カメラで動画を撮影しています(^^) 上の写真は小型機械でこれは大型機械 2枚の板を摩擦撹拌して接合しているところ 2枚のアルミ板を摩擦撹拌させることによって原子レベルの接合となり、1枚板と同じ強度になる。 上の板の裏側 摩擦撹拌圧接システム装置は長野県工業技術総合センターに導入されています。