6月1日の話しです・・・(^_^;) 静岡中小企業懇話会の総会がありました。 中小企業懇話会というのは以前の中小企業金融公庫、今の日本政策金融公庫主催の全国組織の団体です。 総会の中の目玉が米長邦雄・永世棋聖の話しヽ(^。^)ノ 氏は2003年に引退し現在は日本将棋連盟会長でもあります。 印象に残った話しとして、 世界のルールは取った駒は使えないが唯一使えるのが日本だけ。 これは世界の戦争は負けると、「奴隷か皆殺し」を意味している。 日本人は、下記の日を大事にする民族。 12月23日 天皇誕生日・・・・神道 12月24日 クリスマスイブ・・イエスキリスト 12月31日 除夜の鐘・・・・・・仏教 1月 1日 初詣・・・・・・・・・・神社 我々は、「八百万の神」を信じ、受け入れる心を持っているので、取った駒を使うことになったそうです。 将棋は10の220乗の変化があって世界一奥が深いゲームである。 戦後にマッカーサーが日本の文化を破壊しようとして将棋連盟の代表として升田幸三が呼ばれた。 GHQは升田に対して、「日本の将棋は相手から奪った駒を味方として使うということは捕虜虐待の思想に繋がる野蛮なゲームである」と言った。 (つまり・・・将棋からチェスの文化にしようとした) その時に升田は、「将棋は取った駒を同じクラスで使うのだから人材を有効活用するゲームである」 「チェスこそ取った駒を使わないのは捕虜を虐待している」 「キングは危なくなるとクィーンを盾にしてまで逃げるのは民主主義はも勿論のことレディファーストの思想に反している」と反論した。 ・・・・こんエピソードがあったそうですヽ(^。^)ノ 僕は初めて知りましたがみなさんは知ってました? 今回の演題が「経営に生かす勝負の心」だったですが、そっちのほうの話しはあまり印象に残っていません(^_^;) そうそう・・・・運が良い人は「ねたみ、そねみ、うらみ、にくしみ、ひがみ・・・」等のマイナス発想をしない人だと言っていました(^_^.) 米長邦雄 永世棋聖(日本将棋連盟会長) 静岡中小企業懇話会 総会