高速フレーム溶射とは
High Velocity Oxygen Fuelの略。酸素と燃料を使用した高速度ジェットフレームの溶射のことです。高圧の酸素及び燃料の混合ガスを燃焼室内で燃焼させます。その燃焼炎がノズルにより絞られ、大気にでた瞬間に急激なガス膨張が発生し、超音速のジェットとなります。高い加速エネルギーにより加速された溶射材料は、ほとんど酸化や組成変化せず高密度皮膜を形成します。 |
高速フレーム溶射(HVOF溶射)の特徴
高品質な溶射皮膜を実現します
超高速溶射装置から生まれる高密度皮膜は、高品質で低気孔率の皮膜を生み出します。
高い密着強度を実現します
高速フレーム溶射(HVOF溶射)は、高い衝撃エネルギーによる高張力と高密着性を獲得することにより、既存溶射法では考えられない緻密な皮膜を作るとともに、初層から終層まで均一な硬度となるため優れた強度を発揮します。
パウダーへの新熱伝導理論の採用
超高速で溶射するため材料が火災にさらされている時間が少なく、皮膜の酸化がほとんどありません。また、プラズマ溶射やアーク溶射に比べ最適なパウダー溶融温度が得られるために優れた皮膜が形成されます。
表面円滑性に優れます
滑らかな溶射皮膜という特性は、超鏡面が得られやすく、また肉厚な皮膜をも実現します。
D-ガンより優れた皮膜が得られます
(高速フレーム溶射装置)JP-5000溶射皮膜は従来のD-ガン(爆発溶射)と比べてチャンパー内の燃焼温度や圧力がまさり、パウダー飛行速度も早くなることから、より優れた皮膜を得ることができます。
製紙機械用ロール |
製紙機械用ワインダーロール |
製紙機械用ロール |
加圧流動床用ボイラチューブ |
コメント(4)
溶射屋さんこんばんわ
いつもコメントをありがとうございます。
サラリーマン時代は、油圧機器の製造会社にいたので、硬質クローム鍍金はよく使いましたが、高速フレーム溶射で皮膜が作れる方法は知りませんでした。相当高価な技術なのでしょうね。
こんばんは
予約投稿間違ったのですか
八ヶ岳のシルバーロードさん
おはようございます。
>いつもコメントをありがとうございます。
こちらこそいつもコメントありがとうございます。
>サラリーマン時代は、油圧機器の製造会社にいたので、硬質クローム鍍金はよく使いましたが、高速フレーム溶射で皮膜が作れる方法は知りませんでした。相当高価な技術なのでしょうね。
硬質クロムメッキの場合ですと0.2mmのような厚盛メッキの値段と同じくらいかなぁ!!
伯爵様
おはようございます。
>予約投稿間違ったのですか
こちらは業務用です^_^;