2ヶ月ごとに作家、岬龍一郎先生をお呼びして勉強会を開催しています。 その名は静岡岬塾 岬龍一郎先生は日本の歴史のことがとっても詳しいかたで、特に「武士道」について持論を持っている方です。 ・・・・・武士道・・・・・・・ 「新渡戸稲造」が海外在住時にある高名な法学者かの散歩の途中に宗教の話題に及んだ。 「欧米では聖書の教えが脈々と続いていて同じ宗教思想の教育をしているが日本人はどうやって宗教教育をしているのですか?」 新渡戸は「ありません」と答えるしかなかった・・・ 法学者は驚きビックリするような声で再度「宗教教育がない?それではあなた方はどのようにして道徳教育を授けているのですか?」 新渡戸氏はその質問に愕然として直ぐに応えることが出来なかった・・・ なぜなら子供の頃に学んだ人の道たる道徳の教えは学校で習ったものではなく色々分析してみて初めてそのような精神を吹き込んだのは武士道精神だったということに気がついたのである 当時26歳(明治20年・1887年)・・・文明の先進国である欧米諸国からみればアジアの果ての極めて幼稚な国でしかなく、なかには「野蛮で好戦的な民族」と中傷するものもあったという。 そこで彼は「日本人はそんなものではない」との愛国心に駆られ、外国人に向って日本男児の心に宿る伝統的精神を「武士道」の名において集大成したのである。 だから新渡戸は英語で書いたのであり、そのタイトルを「Bushido,The Soul of Japan」(武士道-日本人の魂)とつけたのである。 ・・・「岬龍一郎著 日本人の名著を読む」より だから武士道は英文を和訳したもの・・・・・ 皆さん知っていました??(^―^) 以外と知られていないことかもしれないですね。 岬先生は以前生死をさまよう大病を経験し、自分の残された命は今の若者に少しでも武士道精神を教え、何とか気骨のある人を育てることでこの日本をすこでも変えて行きたいという大きな目標のもと無料で岬塾を開講してくれている方なんです。 岬龍一郎・・・・男気が満ちあふれている人物! 現在岬塾に参加している方は「この世の中を何とかしなければ・・・!」と思っている前向きな方ばかり! だからセミナー終了後の懇親会も大盛り上がりなんです(∩.∩) 現在のメンバーは約30名・・段々とやる気のある人に入れ替わっています 岬龍一郎 1946年、長崎県生まれの東京育ち。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社、出版社の役員を歴任。著述業のかたわら人材育成のための「人間経営塾」を主宰。国家公務員、地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「上に立つ者の人間学」を説いている。著書には、『いま、なぜ武士道か』『内村鑑三の「代表的日本人」を読む』(以上、致知出版社)、『上に立たせてはいけない人の人間学』『新・武士道』(以上、講談社)、『新渡戸稲造 美しき日本人』『中村天風 銀の言葉』『お金持ちより時間持ち』(以上、KKベストセラーズ)など多数。