夏の甲子園で常葉菊川高校が準優勝となりました。 通常は「涙の敗退」となるところが17失点にもかかわらず「笑顔の準優勝」! 「勝ち負けじゃない。最後まで選手に楽しんで野球をやらせたい。甲子園まで来らたらみんな打ちたいはず。ここで勝つことがゴールじゃない。打てなくてもその悔しさをバネに上で頑張ればいい」 ・・佐野監督談(静岡新聞) 「全く残念ではない。選手は悔し涙ではなく、達成感の涙だったと思う。小細工のないの真っ向勝負ができた。15点取ったり、零点で終わることもある。いい負けっぷりだった。これが高校野球の頂点ならスタイルを変えずに挑みたい」・・佐野監督談(静岡新聞) 「忘れることのできない1ヶ月を過ごさせてくれて、ナインにありがとうと言いたい」と感謝した・・佐野監督談(スポーツニッポン) 「準優勝でも最高の結果。三年生みんなに感謝している」・・岡田選手談(静岡新聞) 「勝っも負けても最後まで笑っていたかった」大差をつけられ菊川らしさは発揮できなかったが仲間と笑顔で整列した。・・前田主将談(ヤフーニュース) 常葉菊川:準優勝おめでとう! 戸狩投手 彼らは前にもブログでご紹介した、スポーツ界では有名なブレイントレーニングを提唱する西田文郎氏によって脳のトレーニングを受けていた野球部なんです。 「優勝したい」のではなく「優勝しちゃって嬉しい!!」と過去形の思いで試合に挑み、ピンチになったら「楽しみならがワクワクする感情を持つトレニーング」をしてきた選手たち! 僕なんか常に「プラス発想」をしているつもりでも「ふっ!」と気を抜いた時にはマイナス発想している自分に気が付くことがあります。(´_`。) 「そんなことありませんか?」 ブレイントレニーングによって「ふっ!と気を抜いた時でもプラス発想する脳状態」を常に保つことによって通常以上の力を発揮することができる。 「試合は楽しい」とトレーニングしているのでピンチでもニコニコしながら戦っている。 常に「プラス発想」しているので「負けて悔しい」のではなく「準優勝できて嬉しい」と彼らは本気で思っているのだと思います。 ブレイントレーニングを指導している西田文郎さんは、「常にツイてると思っていると脳が“ツイているんだなと”勘違いしてツイている状況を作ろう」とし、「常にツイていないと思っている人は“脳がツイていないんだな”と勘違いしてツイていない場面を作ろうとする」と言っています。 さて皆さんはどうでしょうか?