1ヶ月前の真夏の暑い日にアポ無しで某証券会社の新人が飛び込んで来た。
勿論、名刺交換しただけで帰ってもらったが、日に焼けた精悍な顔からは汗がだらだらと流れているし、手に持っているカバンの後ろ側の足に当たるところが擦り剥けている。
「1枚でも多く名刺を貰ってこいと言われて頑張って回っているんだな」とちょっと感動したので新人君が帰った後で「明日の○○時なら空いているよ」と連絡を入れる。
次の日彼が現れた日も暑くやっぱり汗びっしょり!
彼の会社の商品の話しを聞く気は全くなかったので僕の思いを話していたところ彼の表情が曇ったので「何か気になることがあるの?」と訪ねたら「社長の考えと違う考えを持ってます」と、自分の持論を噛ましてくるじゃないか?
「やっぱり新人だよね・・・!、超有名な○○証券会社に入って新人教育を何ヶ月もしたんだろうけど直ぐに”自分”が出てしまう・・・・」
「まずは相手のフトコロに飛び込んで、気に入られることが最優先じゃないの?」
出身大学を聞いたら一○橋大学の野○部!とのこと。
話しをし出してから30分も経たずにそわそわしだして、「次があります」からと言い残してそそくさと帰って行っちゃった!・・・・・。
こちらとしては1時間位は空けておいたのにね・・・・縁がないとはこのことか!
正直言って「もう二度と会いたくない」と思っていたら今日外出している時にまたアポ無しで飛び込みで来たらしく「先日はありがとございました」と名刺とメモを残してあった。
彼に”根性”があるのか”鈍感”なのかは良く分からないけど、きっと根性はあるんだろう・・・スポーツ系だし・・・・。
「ひょっとしたら磨けば光り輝く石かも・・・・・・?」
(写真は今年の4月に入社した期待の”新人2名と中途採用者2名”です)