マツダ、国産車初制覇。
未だその輝きを失わない歴史的な金字塔。
1991年ル・マン24時間、ロータリーに賭けた
情熱が世界を変えた瞬間だった.
「ロータリーで勝つ」その情熱がマツダをル・マンに駆り立てていた。
1991年、世界最高峰の耐久レースに挑み続けていたマツダのマシンは
耐久性、信頼性を大幅に向上させていた。
しかし、彼らの勝利を予想するものはまったくいなかった。
本命の1つ、ジャガーはこれまで以上に
高い信頼性を獲得したマシンを作り上げていた。
ライバルと目されていたメルセデスは、脅威のスタートダッシュで
序盤から1-2-3フォーメーションを作り上げてしまった。
・・・・・・・そして戦いは予想のつかないサバイバルレースと突入していった。
ゼッケン55、チャージマツダ787B、ハーバート、ヴァイドラー、ガショー。
ル・マンの長い歴史の中でついに日本車がその頂点に立った。
若きミハエル・シューマッハの走り、プジョー905のル・マンデビュー。
そしてロータリー最後のル・マン。
1991年はまばゆい光を放った戦いがあった。
(ジャングルジム制作、LEGEND OF MAZDA」
1991ル・マンロータリーパワーの軌跡より転記)
チャージマツダ787Bのロータリーエンジンに
当社が得意としている「溶射技術と言う耐熱・耐磨耗表面処理」
が施されていることを知っている人は少ないと思う・・・!
1991年にマツダが優勝して以来日本車の優勝は無い。
今年の第74回 ル・マン24時間レースは6月17日〜18日
フランスのサルテサーキット(公道・全長13.605Km)で開催される。
頑張れ日本