数ヶ月前に、ある業界の月刊誌の記者に当社で採用している「点字名刺」のことをお話ししました。
その方がある新聞に「点字名刺」のことを投稿したら「掲載されましたので」と報告をいただいたのでご紹介します。
「感謝・感謝」
点字名刺が開いた心の目
東京都江東区 宝坂健児 先日、仕事先の方から点字名刺をいただきました。なぜ、目が不自由でもない私に点字名刺を渡すのか。その名刺を手に、しばらく名刺談義となり、その方から発せられる使い古された感のある「社会貢献」という言葉が妙に新鮮に感じられました。「その点字名刺は身体障害者の方々が働くワーク施設で加工してもらっています。ですからそうした施設の仕事を作ることにもなりますし、名刺を通じて社会貢献の大切さを伝えることもできます」と語られました。私も刷り上った名刺100枚に点字加工をお願いしました。名刺の点字を指でなぞりながら気が付いたら点字名刺の説明に夢中でした。まさに、百千の言葉よりも一つの実践です。一枚の点字名刺が心の眼を開くことを身をもって感じました。(会社員 39歳)