「苦労を苦労と思ったことは今まで一度もありません」と、創業者の神吉会長は言い切ります。
昭和39年、お菓子問屋を創業以来50年間連続黒字経営を継続中の大阪市内に本社を置く(株)吉寿屋(よしや)。
全国菓子問屋の経常利益率は0.4%のところ、吉寿屋はなんと4倍の2%と業界№1で、50年連続黒字を続けていると。
その秘密が、次の5つ。
①親孝行、②掃除、③早起き、④施し、⑤発する言葉
どれも平々凡々なことばかりですが、平凡が非凡になるくらいに徹底することで効果が出ると。
一例を上げれば、会社内はどこもピカピカに磨き上げられているし、会長や社長の出勤時間が4時台、5年以上勤務した社員を対象にあみだくじで金1kgと100gをプレゼント、カップラーメンは社員や納品業者のドライバーにも無料提供、夏は関係者全員にスイカのプレゼント、以前はトヨタ・センチュリーを運転手付きで貸し出し、ダンボール人箱一杯のお菓子と、感謝の手紙を入れて親御さんへプレゼントなどなど、リストアップすれば相当数の数がありそうです。
神吉会長の信念は「「全てに感謝すること」、どのようなものでも感謝という真心を添えています。
「目に見えないことに、どれだけ感謝することができるか」と。
私も同じような考えなのですが、精進が足りず、すっかりと忘れていたことに「はっ!」とさせられました。
現在の長期目標が「必ず300年以上続く会社を構築すること」
また一つ、素晴らしい会社経営をしている会社を視察することができたこと、感謝・感謝です!
(株)吉寿屋 神吉会長 神吉社長
吉寿屋